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東日本大震災から13年特別番組 メッセージ募集のお知らせ 

2024年3月11日、東日本大震災から13年をむかえます。

一関市では、地震発生時刻の2時46分、サイレンの吹鳴が行われます。

今年も、FMasmoでは、特別番組をお送りします。

いま番組では、「ご近所との結びつき」をテーマにしたメッセージをお待ちしています。

 

〒021-0881 一関市大町4番29号FMあすも

Mail  795@fm-asmo.co.jp  FAX 0191-48-3364

いずれも、「震災から13年 特別番組」の係です。

 

 

東日本大震災の当時、私たちを支えたのは「人と人とのつながり」でした。

かろうじて命が助かった2011年。

少ない物資をお互い分けあい、生き繋ごうとする毎日が続きました。

お互いが安全に過ごせるよう、気を配り、声を掛け合いながら過ごしていました。

「人と人とのつながり」によって、安心感を得た私たち。

「人と人とのつながり」によって、復旧の足掛かりを見つけた私たち。

「人と人とのつながり」によって、もう一度、ふるさとを建て直そうとしてきた私たち。

 

これまで、FMあすもがこの時期にお送りしてきた特別番組では、

ラジオを通じ、命を守るために必要な「人と人とのつながり」について考えてきました。

 

今年は、年が明け間もなく、能登半島地震が発生。

わたしたちは、壊滅的な被害となった町を目の当たりにしました。

備えていても、間に合わなかったもの。

備えたくても、備えきれないこと。役立てるのが難しかったこと。

幾度となく災害を経験してきたはずのわたしたちですが、多くのことが浮き彫りとなり、

自然災害の前にあって、人が弱い存在であることを実感しました。

しかし、被災された方々のお声のなかには、

「身近な人に助けられた」「同じ町に暮らす仲間がいてくれたから乗り越えられた」

という声が多く聞かれました。

 

わたしたちが、自然がもたらす災害に向き合うとき。

道具や経験、知識の積み重ねは、もちろん大事ですが、

あなたやあなたの家族を「支えてくれる人」の存在。これは大きな力を生み出します。

今年3月11日の特別番組では、

「ご近所との結びつき」をテーマにメッセージをお待ちしています。

 

あなたのご近所さん。たとえば、おとなりさんやお向かいさんはどんな方ですか?

ふだんはどのようなお付き合いをなさっていますか?

あいさつは頻繁にしていますか? 地域の行事には参加されていますか?

あなたやご近所さんが何かで困っていたとき、助けたり、助けられたりしたことはありますか?

これから、何か起こった時に、お互いを支え合うほど親しくしていますか?

 

また、震災の時を思い返すとどうでしょうか?

食料や物資をわけてくれた。

こどもや高齢者のために、手助けをしてくれた。

ガソリンが無くて困っていたときに送り迎えしてもらって助かった。

不安な夜が明け、朝を迎えるたびに、ご近所さんが声を掛けてくれて心強かった。

 

あなたやあなたの家族を支えてくれる、一番身近で心強い存在となる「ご近所さん」について。

防災の視点ではなくでも結構です。普段のお付き合いについてお聞かせください。

番組の中でご紹介させていただきます。

 

また、この日は、一関市が制定した「となりきんじょ防災会議の日」でもあります。

震災後、全国では、さまざまな観点の「命を守る手段」が生み出されましたが、

私たちの町が選んだ防災手段は、「記憶を風化させないよう身近な人と話し合う」ということ。

 

ラジオを通じて、身近に暮らす皆さんと、あなたの「繋がり」を実感してください。

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