岩手県では現在、新型コロナウイルスへの感染者が増えており、医療現場への負担が大きくなっています。
医療現場では普段から、「通常の診療」「入院患者さんへの対応」「診療時間外の救急外来」などを
限られた人数で行っていますが、現在は、発熱などの症状がある方への検査やワクチン接種の対応も行っています。
これ以上、医療現場への負担が大きくなると、新型コロナだけではなく、
それ以外の病気やケガを負った場合、救急医療が受けられなくなるなどの影響が出かねない状況です。
医療のひっ迫を避けるためにも、まずは、新たな感染者が増えないよう、対策の徹底をお願いします。
・ 場面に応じたマスクの着用、こまめな手洗いや換気を行いましょう。
・ 会合などでは、3つの密(密閉・密集・密接)を避けるよう工夫しましょう。
・ のどの痛み、咳、発熱などの症状があるときは、出勤や外出、登校・登園を避けてください。
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■のどの痛みや発熱など、心配な症状がある場合の対応についてです。
・「65歳未満で基礎疾患がないなど重症化リスクの低い人」で、発熱などの症状がある場合は、
ご自身で、医療用の抗原検査キットをつかって検査をしてください。
陽性となった場合は、「いわて陽性者登録センター」に登録し、自宅療養を行ってください。
・「重症化のリスクが高い方」や「子ども」で、発熱などの症状がある場合には、
かかりつけ医などの医療機関に電話相談のうえ、受診をしてください。
■感染した場合の備えとして、 医療用の抗原検査キットや、解熱鎮痛薬、1週間程度の食料品の
用意をしておきましょう。
■このほか、保健所では、感染や重症化を防ぐため、高齢者や重症化リスクの高い人をはじめ、
そうではない方も、希望される場合は、オミクロン株に対応したワクチンの接種を
早めに検討していただくよう呼び掛けています。
ご自身と大切な人の健康、そして、地域の限られた医療体制を守るためにも、
感染対策の徹底をお願いします。
FMasmoでは、随時、地域の健康を守るための情報を発信していますので、
普段の生活の参考になさってください。